1. 挨拶を欠かさない

コミュニケーションの基本は挨拶です。
子どもでも知っている事ですが、大人でもきちんと挨拶が出来る人は少なくありません。
「おはようございます」や「ありがとうございました」を相手に伝えるのは当たり前ですが、コミュ力の高い人は気分がすぐれない時や忙しい時も挨拶する事が出来ます。
それは挨拶の重要性を理解しているので、どんな状況でも挨拶をおざなりにしません。
相手から挨拶された時だけでなく、自分から積極的に挨拶できると、コミュ力がグーンと高くなります。

2. 相手の名前を呼びながら話す

コミュニケーションは相手の名前を覚える事が大切です。
そして、自分の名前を覚えてもらって、気にかけてもらえることは誰でも嬉しく感じる事が出来るので、良好なコミュニケーションを行う環境を整える事が出来ます。
普通に「おはようございます」と挨拶するよりも「○○さん、おはようございます」と挨拶された方がより好感が持てるし、パーソナルで大切にされている印象を相手に与える事が出来ます。
名前を呼びながら話せば、義務的に挨拶している印象を払拭出来るので、より深い関係を築くことが出来るのです。

3. 会話の引き出しが豊富

コミュ力が高い人は、相手を飽きさせる事なく、楽しませることが出来ます。
話題が豊富なので会話をずっと続ける事で沈黙を作ることなく話を続けることが出来るのです。
トレンドに敏感で情報集力が高く、ボキャブラリーが豊富で話のバリエーションが豊かなのです。
そういう人は、あらゆる年代や性別の枠を超えて、色んな話題で一緒に盛り上がる事が出来ます。
会話の引き出しが豊富なほど、コミュ力は飛躍的に向上します。

4. 話を聞いているリアクションが上手

話を聞いている時もコミュ力の高さを表しています。
例えば相手が話をしている時に、スマホをいじっていたり、何のリアクションもなかったら、相手も気分を害してしまいます。
また、相手から会話を引き出す事が出来ないので、話が膨らむ事はありません。
相手が話したくなるようなリアクションをとる事で、お互いが気持ちよく会話を続ける事が出来るのです。
基本の相づちである「へぇー」や「凄いね」だけでなく、目線や、体の傾き、表情なども豊かにすると、相手の話をちゃんと聞いていますよというアピールが出来ます。
そうする事で、相手も気持ちよく会話を続けることが出来るでしょう。

5. 誰とでも気さくに話せる

誰とでも気さくに話せる人はコミュ力が高い証拠です。
初対面の人と気さくに会話し、相手がとても楽しそうだったら、他人に合わせる能力が長けていると言えます。
上司や目上の人と、部下などの立場が下の人に対して接し方を変える人がいます。
それは気づかないうちに、無意識に行ってしまう人も多いと思います。
しかし、コミュ力が高い人は相手の立場によって態度を変えず、敬意を持って平等に接する事が出来ます。
そうする事で、様々な人とのコミュニケーションを円滑に行う事が出来るのです。

6. 聞き上手

「傾聴力」、つまり「人の話をちゃんと聞くこと」は、子どもから大人までとても大切な事です。
仕事でもコミュニケーションのベースとなるのが傾聴力なのです。
人には承認欲求があります。
自分の話をきちんと聞いてくれれば、その人を信頼する事が出来、結果的に良好な関係を築くことが出来るのです。
相手の話に興味を持ち、目を見たり、笑顔で話しを聞いてあげる事も重要です。
相手があなたの事を信頼し気持ちよく話す環境を整えられる人はコミュ力が高いです。

7. 褒め上手

褒められて嫌な気分になる人はいません。
ただし、適当な事を言ったり、その場しのぎのような褒め言葉では逆効果です。
コミュ力が高い人は、相手にきちんと興味を抱き、どこを褒めたら気持ちよくなってくれるのか、すぐれた洞察力や観察力を持っています。
また、会話の流れから自然に相手の事をさらりと褒める事が出来るのもコミュ力が高い人と言えるでしょう。

8. 相手にもわかりやすい会話

極端な話ですが、子どもに対して難しい言葉を使っても理解してもらえず、コミュニケーションが成り立ちません。
コミュ力が高い人は、誰にでもわかりやすい言葉をチョイスする事が出来る人物です。
難しい言葉や専門的な言葉を連発する人は、自分の事しか考えていないし、相手もこの人とはコミュニケーションが取りにくいと感じてしまうでしょう。
相手にもきちんとわかるように目線を合わせる事がコミュニケーションをとるうえではとても重要です。

9. 相手を否定しない

自分の意見を否定されたら、誰でも気分は良くありません。
会話の中に「いや」「でも」を連発されたら、相手は面白くないでしょう。
相手の意見が間違っていたとしても、まずは相手がそう思っているのだという理解は示す事が大切です。
どうしても納得が行かない場合は「それはどうしてですか?」と質問すれば、お互いに角が立つことを防ぐことが出来ます。
相手を否定せず、肯定する事で相手も心を開きやすくなり、コミュ力アップにつながります。

10. 相手に興味を持つ事が出来る

相手に対して関心が薄かったり、興味を持つ事が出来ないと、会話の内容は自然と自分の話になったり、無難な話になり、会話の幅を広げる事は出来ません。
その場の雰囲気だけで会話をしてしまったり、つまらなそうにしていると、相手にもその思いは伝わってしまいます。
相手に対して興味を持つことで、興味のない趣味や自分とは違う意見の会話でも、新しい知見を得られるかもしれないと考えれば相手の話を真剣に聞くことが出来ます。
好奇心を持って相手と接すれば、知識が豊富になり、日常のの会話の幅を広げる事が出来るので、コミュ力の向上にも繋がっていきます。

11. 相手の話を最後まで聞く

相手の話を遮ってまで自分の話をしてしまう人は、コミュ力が高いとは言えません。
自分は話す事が得意だと思っている人は、自分の事ばかり話し続けてしまいますが、それは違うのです。
相手の話を最後まで聞いて、それに対して自分の意見を伝えることで、きちんとした会話が成立します。
相手の話の腰を折るようなことをしては、相手は全く気持ちよくなく、自分よがりの会話になってしまいます。

12. 自分の弱みをさらけ出す

コミュ力の高い人は、自分の弱い所をさらけ出す事が上手です。
相手に隠したい「秘密」や「失敗」や「短所」を相手に伝える事で、親近感を与えることが出来ます。
弱みとは、自分の大事な部分です。
それを相手に「預ける」事で、相手はその人の事を理解したような気持ちになり、心を掴む事につながります。
これを天然でしてしまう人もいれば、計算で行う人もいます。
後者の場合は、「先に与える事で自分がコミュニケーションで優位に立てる」事を知っている人なのです。

13. 興味を惹くネタやエピソードを持っている

苦い経験や、生い立ち、失恋など、コミュ力が高い人は、しんみりした内容の話でも、明るく面白いエピソードとして相手に伝える事が出来ます。
辛い過去だったとしても、すでに「乗り越えた過去」として語り、その顔には悲壮感は全くありません。
時としてそれは人に勇気を与えたり、元気づける事だっで出来ます。
コミュ力が高い人は、普段の何気ない日常でさえ、面白おかしく相手に伝える事が可能です。
それが多少誇張したエピソードだったとしても、たくさんの人に笑ってもらえる空気を与えられれば、結果オーライと言えます。

14. 良い意味で感情的

仕事のコミュニケーションでは冷静に対処する事が求められます。
慣れすぎてしまうと「何事にも動じない」「感情の起伏がない」といった対応になってしまいます。
しかし、コミュニケーションの醍醐味は人と人とのやり取りです。
相手が話している時に何の感情の変化もなく無表情で返されたら、まるでロボットみたいで戸惑ってしまうでしょう。
時には笑い、悲しみ、情熱的になる事も必要です。
感情を小出しにしていく事は、コミュニケーション上でも重要な役割があります。

15. 自分の意思をはっきり伝える

コミュニケーションでは、自分の意思をはっきり伝える事も必要です。
そうしないと、相手の意見を聞くだけになったり、相手はあなたが何を考えているのかわかりません。
自分の考えをしっかり持っており、相手の意見に対してきちんと受け答えする事により会話がより深く面白みのあるものに変化します。
相手に意見を求められた時にも、うやむやにせずきちんと答え、落ち度があった場合は言い訳せずに潔く謝罪する事も、コミュ力の高さに繋がっていきます。

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